お食い初めレシピ

お食い初めの歴史

お食い初めという儀式は、平安時代から行われているかなり歴史ある祝い事です。
元々は生誕から50日目にあたる日に重湯の中に五十日の餅(いかのもちい)と呼ばれる餅を入れ、その餅を箸を使って子供の口に少し含ませる五十日の祝いとして行われていました。
この際は、子供の口に餅を入れるのは、父親か祖父の役目だったそうです。

こういった儀式は、よく名称や内容を変えて現在にも残っているというパターンが多いですね。
お食い初めもその中の一つと考えて良いでしょう。

何事にも歴史はありますが、お食い初めの場合、地方にそれぞれ違った伝わり方をし、地域それぞれの特色が色濃いお祝いとしても有名です。
お食い初めの際に「お歯固めの石」と呼ばれる小石3つを食膳に添えて、丈夫な歯が生えるよう祈りを捧げる「歯がため」という儀式を行うところもあります。
また、魚をお食い初めレシピに必ず加え、「真魚」と呼ぶやり方もあるようです。
このほかの呼び方としても、お食い初めだけでなく、「箸揃え」「箸祝い」「百日(ももか)の祝い」」と呼ぶところもあります。

お食い初めレシピにも、歴史があります。
赤飯からはじまり、様々なご馳走をお食い初めレシピとして紹介しているサイトもあるので、そういったところを眺めるのも良いでしょう。

お食い初めのような歴史ある祝い事は、地方特有の決まりごとが多いので、両親や祖父母の話をしっかり聞いてから行うのが望ましいですね。


お食い初めとは

子供が生まれたばかりの家庭は、様々なお祝いをする事になります。
まずは出産祝いから始まり、出産の内祝いや命名の儀、お七夜、お宮参り、初節句など、嬉しい忙しさに目が回るのではないでしょうか。

そうしたお祝い事の一つに、「お食い初め」というものがあります。
このお食い初めとは、生後100日ほどが経過した時点で、子供が一生食べるものに困る事が無いようにと、赤ちゃんに初めて物を食べさせる際に行う儀式の事を指します。
もっとも、実際に食べさせるのではなく、食べさせる真似をするだけです。
ですので、用意する料理は離乳食ではなく、儀式用の料理、お食い初めレシピとなります。

現在、日本ではこういったお祝い事を軽視する傾向になってきています。
若い人たちは、こういった風習がある事を知らないというケースも増えているようです。
親御さんが全てそれを指揮するのが一般的となっています。

ただ、最近はインターネットの普及により、どういったお祝い事がある、どのようなお食い初めレシピがあるというのは調べればすぐにわかるようにもなっています。
よって、お食い初めやお食い初めレシピの事を全く知らなかったけれども、子供が生まれる少し前に知った、というご両親も増えているのではないでしょうか。

ただ、お食い初めに限った事ではないでしょうが、お祝い事というのはその土地その土地で変わってきます。
ですので、一概にインターネットで収集した情報がその土地にあっているかというと、そうとも限りません。
ですので、初孫を可愛がっている自分の親に聞いてみるのが一番確実でしょう。


お食い初めに使用する物

お食い初めを行うにあたり、それに必要となる道具が
いくつか存在しています。

今ではインターネットなどで情報を集める事ができる分、
そういった知識を得ることは簡単になっています。

お祝いにしか使わない品もあり、
できるだけ安くあげたいという家庭もあるでしょう。

それぞれの事情に見合った品を用意すれば、
それで良いかと思います。


お食い初めの参加者

お食い初めは、どういった人たちで行うのでしょうか?
これも、歴史や地域によって変わってきています。

まず、昔の話ですが、かつてはお食い初めというと親戚が集まって行うものでした。
お食い初めに限らず、お祝いというものに託け、親戚が集まって宴会を開くというのが昔の日本の常識でした。
しかし、そういった風習は、徐々に廃れていきます。
理由は様々で、例えば親戚が同じ地域、同じ都道府県に固まることが少なくなったというのが挙げられるでしょう。

また、仕事の多様化、女性の方も仕事を持つのが当たり前になった現代において、親戚全ての日程を合わせるのは難しくなったという点も挙げられます。
こういった理由から、現在では子供と両親、そして子供の祖父母に当たる人たちのみで行うというケースが一般化しています。

更には、現在では子供と両親のみで行う家庭も増えているようです。
お祝い事だからと親戚が集合する時代ではなくなったという事ですね。
少々寂しい気もしますが、これが時代の流れというものです。

地域によっても違いがあり、親戚が集まる事が当たり前のところもあれば、そういった風習がない地域もあります。
それぞれの地域ならではの特色に合わせるのが好ましいでしょう。

お食い初めレシピも、参加する人数で大きく変わります。
お食い初めレシピは子供に与える食事ではありますが、実際には食べませんよね。
ですから、お食い初めレシピを食べるのは主役である子供以外の参加者です。
ですから、両親のみで行う場合、割と質素に行うケースも増えているようです。


お食い初めの時期

お食い初めの時期は、しっかりと決まっているわけではありません。
しかし、ある程度の期間が設けられている事は間違いないので、うかうかしていてもいけません。
ある程度余裕を持って、お食い初めレシピの調査、親御さんや祖父母との話し合い、お食い初めレシピの作成などを行うようにしましょう。

お食い初めの時期は、大体生後100〜120日となっています。
この期間内であれば、いつでも良いと考えて良いかと思います。
最近は共働きの家庭も多く、なかなか家族や親類の足並みを揃えにくいのが現状です。
ですから、できるだけ早めに予定を立てておく事が望ましいでしょう。

また、この100〜120日という期間も、地方によってはまちまちです。
近畿地方などでは、お食い初めを先延ばしする事で寿命を先延ばしするとして、あえて120日目以降の吉日に行う風習もあるようです。

お食い初めの時期も、基本的には地方それぞれの風習に従うのが好ましいとされています。
自分の田舎がどういった時期に行っているのか、あらかじめ調べておいたり聞いておいたりすると良いでしょう。
早めに知る事で、お食い初めレシピも決めやすくなります。

ただ、一つ注意しておかなければならない事もあります。
それは、あまり時期にとらわれない事です。
お祝い事なので、切羽詰る必要は全くありません。
もし地方の風習に則る事ができない事情があれば、それはそれで仕方のないことなので、親御さんに事情を説明して、あらためて日取りを決めれば問題ありません。


お食い初めの順序

お食い初めの際には、子供に食べさせる真似をします。
真似なので実際に口に含ませる必要はなく、いわゆる真似事であって、形式に則った儀式ではあるのですが、あまり本格的な感じは受けないというのが実情です。
和気あいあいと進める為にも、あまり肩肘を張らずに行うべきではあります。
ですが、だからこそ形式にこだわるべきというのも、正しい意見です。
そこで、ここでは正しいお食い初めの順序についてご説明します。

まず、最初にご飯を食べさせる真似をしましょう。
ご飯を箸に適量乗せ、子供の口の近くに持って行きます。
次に、汁物です。
おわんの中の汁を小皿に入れ、子供の口元に持って行きましょう。
この際、お椀ごとでも構いませんが、万が一こぼしてしまった時の事を考えると、わずかな量を小皿に入れる方が良いかもしれません。

それが終わると、またご飯を持っていきます。
そして、その次にはメインとなる料理です。
多くのお食い初めレシピではメインは魚となりますので、魚の身を適量箸で取り、それを食べさせるフリをしましょう。
その後、またご飯、そして最後に汁物で締めです。

まとめると、ご飯→汁物→ご飯→魚→ご飯→汁物という順序になります。
この順序が絶対、というわけではありません。
実際、魚を使わないお食い初めレシピもあります。
中にはご飯や汁物のないお食い初めレシピもあるかもしれませんし、地域によっては独特の方法や順序もあるかもしれません。
そういった点を考慮して、お食い初めを行いましょう。


お食い初め当日 その3

食べさせる係、すなわち箸係の人は、誰でも構いません。
ただ、多くの場合は男の子の場合は男性が、女の子の場合は女性が箸係を務めるケースが多いようです。
また、最近は写メールで写真撮影を行う事も多いので、全員が食べさせる真似をして写真に収める、といった形でも全然構いません。
こういった祝い事はアットホームな雰囲気が一番望ましいのです。

それが終わると、後は普通に宴会となります。
お食い初めレシピの料理を楽しみ、親戚同士、あるいは友人同士の親睦を深めましょう。
もしまだ子供の生まれていない家庭の親戚や友人がいれば、お食い初めレシピについて話をするのも良いでしょう。
そういった人たちはあまりお食い初めの事を知らないというケースもあるでしょうから、この日までの経験を踏まえ、用意する物やお食い初めレシピなどの紹介をしてあげると、とても感謝されるかと思います。

子供が寝る時間になったら、子供を席から離れさせ、眠らせてあげてください。
子供にとっては、あまり普段接しない人たちの前にいるというだけで重労働です。
ねぎらいの言葉の一つでもかけてあげると良いでしょう。

お食い初めに限った事ではありませんが、古来からお祝い事というのは、多くの人で行い、また楽しむものです。
何かとかこつけて宴会を行っていた時代から時が経ち、今はさほどそういった事をしなくなりましたが、せっかくの機会なので、一人でも多くの親戚や友人に祝ってもらい、楽しんでもらえる場を提供するのが、お食い初めの一番の意義と言えるかもしれません。


お食い初め当日 その2

お食い初めを行う日、お食い初めレシピの料理を作り終えたら、そのお食い初めレシピ料理はまだ並べずに台所に保管しておきましょう。
その後、もし祖父母以外の参加者がいる場合は、おもてなしをしておきます。
親戚ならばそれ程気張る必要もないですが、もしかしたら祖父母の友人などが来る事もあるでしょう。
あらかじめ祖父母から呼ぶ人がいるかどうかを確認しておかないと、当日バタバタしてしまう事になりますので、注意が必要です。
もし父親が仕事が休みの日に行う場合は、父親が主賓係を務めるのが望ましいでしょう。
しっかりおもてなしして、我が子の晴れ舞台を整えてあげてください。

諸々の準備が終わり、参加者も揃い、時間も頃合となったら、いよいよお食い初めの儀式の開始です。
まず、お食い初めの儀を行うにあたり、子供の前のテーブルに料理を乗せたお膳を持ってきます。
そして、長めの新調した箸を使い、子供に食べさせる真似をします。
この係は、昔であれば父親か祖父が行っていましたが、今は誰でも構いません。
長寿にあやかって祖父母が行うというのが通例となっている地域もあるので、その辺りは地域性で決めたり、各家庭で話し合ったりして自由に決めて構わないでしょう。

お食い初めレシピに関しても、地域性重視で構いませんが、できれば来賓の方の好みをあらかじめ確認しておきましょう。
お食い初めの主役はあくまで子供ですが、もてなしの場でもあるので、しっかりお客様をもてなしましょう。


お食い初め当日 その1

お食い初めは、子供が食に困る事のないよう神に祈りを捧げる儀式です。

とはいえ、基本的には身内のみで行うものなので、
形式張る必要はそれ程ありません。

服装も普通で全く構いません。


主役の子供には、少しおめかしをさせてあげると良いかもしれません


お食い初めまでの流れ

お食い初めを行う場合、まず最初にお食い初めをする日取りを決めます。

地域差があるので確実ではありませんが、
子供の生誕から100?120日の中で、
両親と参加者のスケジュールの会う日を設定しましょう。

早めに参加者の方々にお伺いを立てておくと良いでしょう。


お食い初めレシピの基本 赤飯編その5

最初にもち米を蒸し終わったら、次は小豆の茹で汁を赤飯全体にふりかけ、また蒸します。
大体10分くらい蒸したら、もう一度茹で汁をふりかけ、同様に10分ほど蒸します。
これで完成です。
何故茹で汁を二度も振りかけるかというと、こうやって10分おきに振りかけることで、もち米に付着する水分の量と蒸す事で蒸発する水分の量を上手く調整し、ふんわりとした仕上がりにする為です。
こうやって作った赤飯は、非常にふかふかしておいしい仕上がりになります。

赤飯は、基本的には暖かいまま食べるものではありません。
冷めてから食べる物です。
ですから、あまり柔らかさとかふかふか感を重視した作り方をしない、あるいは重視しないという方も結構いるようです。
しかしながら、ここでの調理法、そして最後の仕上げが、冷めた後の赤飯に大きな影響をもたらします。

もし蒸し過ぎた場合、冷めると非常に固い赤飯になってしまいます。
固い赤飯は食べにくいだけでなく、触感の悪さがそのまま味を悪く感じさせてしまいますし、お年寄りの方にはあまり優しくないですよね。
一方、逆に蒸しが足りなかった場合、水分が多量に付着したまま冷めて、べちょべちょした何とも気持ちの悪い触感になってしまいます。

赤飯というのは、おめでたい食べ物であって、あまり味は重視されない傾向にあります。
実際、お食い初めレシピの紹介がされているサイトでも、あまり味付けにはこだわらない感じのお食い初めレシピが多いような気がします。
しかし実際にはお客さんに食べてもらうものなので、お食い初めレシピとはいえ、しっかりもてなしの心を持って作りましょう。


お食い初めレシピの基本 赤飯編その4

お食い初めレシピの中心的存在である赤飯の作り方としては、まず材料を用意する事からはじまります。
といっても、用意するのはもち米と小豆、塩くらいですが..。

まず、もち米を洗います。
ご飯を炊く時と同じように、あまり手でこすらず、米を傷つけない程度に洗いましょう。
その後それをザルに上げ、水気を切ります。
洗った水が残ったままだと不衛生、というわけではなく、米に付着した水が、水の適量をオーバーさせてしまう可能性があるからです。

その次に、小豆を茹でます。
湯で時間は大体20分ほどで良いでしょう。
それを茹で終わったら、その茹で汁に水をあわせ、その中にもち米を入れます。
これは、赤くなった小豆の茹で汁の色を米に染み込ませる為です。
3時間以上は漬けておかないと、鮮やかな赤色は出ませんので、しっかり浸けておきましょう。

お食い初めレシピにおける赤飯の存在感は、もちろんお祝い事に欠かせないものであるという点が重要ですが、単純に色合いという意味でも重要です。
要は見栄えですね。
ですから、お食い初めレシピを華やかにする為にも、しっかりお赤飯には色をつけておく必要があるのです。

しっかり色がついた事を確認したら、その米を再びザルに上げ、水を切ります。
そして蒸し器の中に清潔な布、あるいはガーゼを敷き、そこにもち米を広げます。
同時に、その上に茹でた小豆を入れましょう。

蒸す時間は強火で30分くらいが妥当でしょうか。
この辺りは好みにもよるので、微調整してみてください。


お食い初めレシピの基本 赤飯編その3

お食い初めレシピの基本であり、お祝い事の際にかなりの頻度で振舞われる、お赤飯。
かつては女の子が初潮を迎えた際に、大人になったお祝いとしてお赤飯を振舞うのが一番一般的でしたが、今ではその風習はだいぶ廃れているようです。
ある意味国をあげてのセクハラのようなものでしたから、妥当な流れと言えないこともないですね。

そんなお祝い事によく用いられる赤飯ですが、お食い初めレシピの赤飯の場合、何通りかの炊き方があるようです。
これは、地方によって変わってくるようです。
お食い初めレシピ専用というよりは、赤飯の炊き方自体地域性があるといった感じです。

赤飯の最も一般的な炊き方は、小豆を使った炊き方です。
全国で作られるほとんどの赤飯はこれが該当するのではないでしょうか。
米は、昔のような赤米を使う事はもちろんなく、もち米を使用します。

最近の若い人たちは、赤飯は赤い米を使って作っていると思っている人が結構いるようです。
また、紅白のお餅のように、着色料を使用しているという認識の人もいるようです。
中にはもち米を使っている事すら知らないという人もいるかもしれません。
こういった材料を使っているということを知っていても、それが将来役に立つという事はほとんどないでしょうが、一般常識として覚えておけば、社会人になった時に恥をかかずに済むかと思います。


赤飯の赤い色は、小豆によって付くのです。
ちなみに、小豆は「あずき」と読みます。
こまめ、とは呼ばないので注意してくださいね。


お食い初めレシピの基本 赤飯編その2


お食い初めレシピの基本として使用される赤飯は、当然赤米を用いたものではありません。
元々は赤米を蒸したものを赤飯と呼んでいましたが、それを納める対象が物言わぬ神様から領主などに代わり、赤米を年貢として出すわけにはいかなくなった事で、赤米をあえて保存しておく風習はなくなったのです。
食べ物というよりはお供え物に近かったようですね。

とはいえ、米の貴重な時代なので、赤米でも気にせず食べる風習は当然根付いていましたと想像されます。
お供え物のお下がりを食べるというのは現在でも普通に行われている事ですし、食が貧しかった当時ならばそれが行われていたとしても何ら不思議はありません。

お食い初めレシピの中心として使われる現在の赤飯は、昔の赤米とは違い、もち米を使用しています。
今現在の赤飯の担う役割は、お祝い事、お祭ごと、なにかおめでたい事があった時に振舞われます。
昔は、「赤は邪気を鎮める」という思想から、何か厄介な事、凶事が起こった際に、それを払う為に食べられていました。
つまり、今と昔では反対の状況で振舞われている事になります。

ただ、これは赤飯の持つ意味が反転したという訳ではないようです。
いくつか説はありますが、邪気を払うが故に、吉事に食して邪魔をされないようにする、あるいは縁起直しといった観点でこういった現在の振る舞いとなったというのが有力です。
つまり、赤飯の性質はそのままに伝わっていると見て良いでしょう。
お食い初めに関しても、お祝いに振舞われる現在のスタイルという事になります。
お食い初めレシピもそれに倣う事になりますね。


お食い初めレシピの基本 赤飯編その1

お食い初めレシピというと、やはり最初に出てくるのはお赤飯でしょう。
お食い初めレシピの主役ともいえる赤飯の歴史は古く、古代日本において既に食されていた食べ物でした。

元々、古代の日本では赤には邪気を退ける力があると考えられており、赤色は守護の象徴とされてきました。
その例として、墓室の壁画などには昔から赤い鉱石である辰砂が用いられたり、破魔矢は赤く彩られたものを使用するなど、古来からこういった認識はずっとなされてきていました。
そういった認識から、当時高級な食物の象徴であった米、それも赤米を蒸し、それを神にお供えして安全、平和をお祈りしたと言われています。

なお、赤米というのは、古くなって赤みを帯びた下等米の事を一般的には指します。
最近では外来の下等米を指す事もありますが、古代の日本では外国の米を輸入するという事はなかったので、前者のものしかありませんでした。
つまり、赤米というのは質の悪い米の事です。
それを神様に供えるというのも、なんというか都合の良い解釈のような気がしますが、昔は色にこそ大きな意味があるという考えだったのでしょう。
それで実際に御利益があったかどうかは定かではありませんが..。

いずれにしても、当時としては、赤米を蒸した赤飯に関しては、めでたいもの、あるいは尊いものとして扱うというよりは、邪な物を排除するものとして扱われていたようです。
現在のお食い初めレシピの赤飯とは、かなり味も意味合いも違っていたようです。


お食い初めの形式 その2

お食い初めの形式は、基本的にはしっかり忠実にすべきです。
ですが、現代において、その流れが必ずしも正しいとはいえなくなってきているのも事実です。
確かに、形式は重要です。
しかし、そこに縛られても、まるで義務的に行っているようで、あまり子供のためという感じではない、という考え方もなされてきています。
それは確かに正しいかもしれません。

お食い初めに限らず、あらゆるお祝い事で一番重要なのは、祝う相手を思う、そして一緒に祝ってくれる相手を思う、という事です。
ですから、わざわざお祝いに駆けつけてくれた祖父母や親戚、友人がいるならば、彼らにおもてなしをして差し上げるのが、お祝いの正しい姿と言えます。

よって、そういった場合、形式よりも実を優先させるのも、間違いではありません。
例えば、参加してくれる方の中にお魚がどうしても苦手という方がいるとしましょう。
その場合、無理してお魚を用意する必要はありません。
魚を用いない、別のお食い初めレシピを用いましょう。
幸い、近年ではお食い初めレシピがかなり多様化しています。
そのレシピを見て、良いと思ったものを作ってみましょう。

また、地域独特のお食い初めレシピを優先させるのも、その地に住むものとしては正しい選択と言えます。
形式にこだわらず、その場に合った振る舞いをするというのが、お祝いの正しい姿と言えるのではないでしょうか。

と、相反する二つの考えを紹介しましたが、結局のところ、何が大事かと言えば、やはり子供の無事を祝い、将来を祈るという精神に尽きるかと思います。
無論、駆けつけてくれた方々への気配りも同じくらい重要ですが、ここは主役である子供を立ててあげましょう。


お食い初めの形式 その1

お食い初めレシピには、ある程度決まった形式というものがあります。
それは、一汁三菜です。
つまり、汁物をひとつ、そして三つの惣菜という事です。

基本的な形式としては、膳に赤飯を盛り、鯛などの魚を使ったお吸い物、やはり鯛などのお魚を使用した尾頭付きの焼き魚、そして後は煮物や漬物などの惣菜、紅白の餅、といった形です。
紅白の餅は5つ添えて、というのが基本形式のようです。

この形式に加え、丈夫な歯が生えてくれるようにと願い、小さな石を3つお膳に添えることもあります。
これによって、儀式的な効果も更に増す事になるでしょう。

こういった形式美というのは、非常に重要な事です。
祈祷的儀式において、形式というのは何よりも大事といえます。
全ての手順、用意する物を綺麗に揃える事で、祈祷の儀を行う意義というものが生まれます。
ですから、できるだけこういった形式は崩さない、というのが祝いの儀式の一般的通念でした。

これに関しては、たとえ現代であっても則って構わないかと思います。
あえて足並みをそろえるというのも大事な事で、例えば現在多様化しているお食い初めレシピであっても、あえて難しい料理や面白い料理に挑戦するのではなく、シンプルに形式ばったものを出すというのも、お食い初めにとっては必要な事かもしれません。
お食い初めレシピに限らず、様々な形式をしっかり守って、子供の一生が食に困らないようお祈りしてあげましょう。
それが一番正しい儀式のあり方です。


お食い初めに参加する場合 その2

お食い初めにお呼ばれした場合、できればあまり早く出向かず、夕食の少し前の時間帯に相手方のご家庭を訪問するようにしましょう。
あまり早く行き過ぎて気を使わせるのは得策とはいえません。
もちろん、遅刻は厳禁です。
お食い初めを始める時間をあらかじめ聞いておき、その少し前に尋ねると良いでしょう。
その際にはあらかじめ買っておいた贈り物を忘れないように。

お食い初めの儀式に立ち会ったら、後はしばらく参加者と談笑を交わしましょう。
用事がある場合は仕方がありませんが、ある程度はその場に留まり、交流するのも礼儀です。
とはいえ、長居も禁物です。
頃合を見て失礼するようにしましょう。

お食い初めの料理は、参加者も頂くケースがほとんどです。
お食い初めレシピが多様化しているのもその為ですね。
ですから、最近のお食い初めレシピは結構贅沢だったりします。
また、地域独自のお食い初めレシピなどというものもあるので、お食い初めにお呼ばれした場合は普段とは違った食事を楽しませてもらえるという事も珍しくありません。
感謝の意を表し、いただきましょう。

ただ、お食い初めの主役は、料理ではなくあくまでお子さんです。
お子さんに食べる真似をさせている時は食べるのをやめ、しっかり儀式を見守りましょう。
終わったら拍手などしてあげても良いでしょう。
お子さんにとっては一つの重労働を終えたに等しい行為です。
祝ってあげましょう。

お食い初めに呼ばれる機会というのは、そうあるものではありません。
自分がおじいちゃん、おばあちゃんになった時くらいかも知れません。
一生に一度歩かないかの経験なので、もし友人や親戚に呼ばれたならば、できるだけその貴重な体験をしてみましょう。


お食い初めに参加する場合 その1

自分達がお食い初めを行う場合は、お食い初めレシピを参考にしてお食い初めレシピ料理を作ったり、お客をもてなしたり、道具を買いそろえたりと大忙しです。
では、逆に自分達がお食い初めに呼ばれた場合は、何をすれば良いのでしょう。

まず、人として時間が許すならば参加するようにしましょう。
どうしても仕事などの用事がある場合は、都合のつく時間を相手方に教える事が礼儀です。
それでもし相手方が日取りを変更してくれるならば、お礼を言って参加の旨を伝えましょう。
自分たちの都合で相手方のお食い初めの日程を変えさせるのは失礼だ、と思う人もいるかもしれません。
しかし、お食い初めのようなお祝い事は、一人でも多くの人に祝ってもらう事に意義があります。
どうにか参加しようという意欲は、決して礼を失した事にはならないので、誤解のないようにしましょう。
これは自分がお食い初めを行う場合にも言える事です。

参加が決まったら、今度はお食い初めのお祝いに贈る品を考えましょう。
お祝いの席に手ぶらで行くというのは、さすがに問題です。
お食い初めのお祝い用の品というのは特別にないのですが、ベビー用品、あるいは子供用の食器などを贈るケースが多いようです。
ただ、食器は既に持っていることが多いので、ある程度実用性を考えてオムツなどを贈っても構いません。
重要なのは贈る事です。

また、お食い初めレシピをある程度知っている場合は、そのお食い初めレシピを教えてあげる、というのも良いのではないでしょうか。


お食い初めレシピの例 その2

「クックパッド」が提供しているお食い初めレシピの例をいくつかご紹介します。

ここでご紹介するのは、ちょっとリッチな感のあるお食い初めレシピです。
メニューは赤飯、お吸い物、筑前煮、紅白なます、親子チラシ、カボチャとお芋の茶巾絞り、照り焼きチキンロール 、手鞠ポテトサラダ、春巻き、三色コロッケ、花型ハンバーグ、鯛のお刺身、プリンとなっています。
非常に豪華で見栄えもよく、子供が喜びそうなメニュー、大人が喜びそうなメニューと、一式全て揃っている感じです。

お金と時間に余裕がある過程であれば、沢山の参加者を募って、これくらい盛大にやるのも良いかと思います。
ただ、よほど料理上手でないとここまでは作れないですよね。
そういう意味では、料理に自信のあるママご用達のメニューといえます。

今度は、古来からのものとはちょっと趣向を変えたお食い初めレシピです。
メニューはひし餅風ちらしずし、鶏のからあげ、ロールチンゲンサイ、茶碗蒸し、マグロとブリのお刺身、はまぐりのお吸い物、キャラメルチーズケーキ、梅干しとなっています。
こちらは赤飯を作らずに、ちらしずしを使ったメニューですね。
お食い初めレシピの中では、やや変り種といえます。
もちろん、こういったメニューでもOKです。
梅干は「しわしわになるまで食事で困らないよう」といった願掛けもあって、必須としている地域もあるそうです。

そして、この両名とも、しっかり歯固めの石を置いています。
歯固めの石は、最早完全に全国各地に定着しているようですね。



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